西国三十三所めぐりの服装や必要な持ち物は?

西国三十三所の服装やアイテム
「初めての巡礼は何がなんだかわからないことばっかり」
「難しい専門用語も多いし・・」
「お参りの服装はどうすれば?」

そんな疑問をお持ちの方に、西国三十三所巡礼で必要な服装・持ち物をお伝えします。


観音さま
観音様が描かれた御朱印帳を紹介するよ♪
トップバナー

お参りの服装と持ち物

okadera018
結論から言うと「絶対的なルール」はなく、服装は自由です。
ただし、あまりに派手な服装や露出が多い服装は避けます。
(巡礼に限らず神社仏閣への参拝時には好ましくないとされています)

伝統的な巡礼スタイルはこんな感じ!


まずは伝統的な「巡礼スタイル」を解説。

巡礼アイテム
菅笠(すげがさ)
日よけや雨除けになる帽子。同行二人という文字や、梵字(1文字で仏様を表す字)が書かれています。
輪袈裟(わげさ)
僧侶が着る袈裟けさをシンプルにしたもの。
食事や手洗いの時は外し、参拝の際に首からかけます。
金剛杖(こんごうづえ)
観音様の分身ともいわれています。
金剛杖の上部は、お墓に立ててある細長い棒(卒塔婆そとば)のようになっていて、昔は巡礼中に亡くなった際の墓標に使われていたもの。いかに昔の人の巡礼が決死の覚悟だったのがわかります。
白衣(びゃくえ)
その名の通り、白い上着。↑の金剛杖同様、巡礼中に亡くなった時は、そのまま死装束に。
また普段の生活から離れた巡礼=「一度死んで新たに生まれ変わる」為に着るという意味合いもあったとか。
笈摺(おいずる)
袖のない白衣のこと。
西国三十三所の場合は、背中に「南無観世音菩薩」「南無大慈大悲観世音菩薩」と書いてあるものを選びます。ただし、絶対的なルールはないので「南無阿弥陀仏」「南無大師遍照金剛」でもOK
頭陀袋(ずだぶくろ)
納経帳、経本、納札など参拝に必要な品を収納する小物入れ。
リュックでもOKですが、取り出しやすいので結構便利です。

どんな服装で行けばいいの?

↑上記のスタイルはあくまでも「伝統的なもの」

kiyomizuderagosyuin2006
四国八十八ヶ所では、上記の伝統的なスタイルもよく見かけますが、西国三十三所の場合は観光で人気のお寺も多く(団体・グループ以外は)私服か、私服に笈摺を羽織っただけの方が大半です。

saigoku-sendatsu008
まずは気軽に取り入れられそうなものから、取り入れてみるのはいかがでしょうか。
笈摺や金剛杖だけでも気持ちがシャキッと入れ替わりますし、必要なものをササッと取り出せる頭陀袋は結構使いやすいです^^

saigoku-sendatsu002
ちなみに先達(申請料が必要)になると、専用の頭陀袋、輪袈裟が頂けます。

満願後の先達専用納経帳(御朱印帳)

歩きやすい靴は必須!

ichijoji-insta026
服装は比較的自由ですが、西国三十三所では運動靴などの歩きやすい靴は必須です。西国三十三所の大半が山の中にあります。中には駐車場から本堂まで登山するような場所も。最寄り駅からかなり歩く札所も多いので、歩きやすい靴は必須です。

巡礼中の持ち物・必須アイテムは?

【必須】納経帳(御朱印帳)

saikoku33gosyuincho014
西国三十三所の各札所を参拝した後に「御朱印」を頂けますが、西国三十三所では「主に4つの場所(帳面)」に御朱印を頂けます。

御朱印を頂く場所
1.御朱印帳(納経帳)
2.掛け軸
3.笈摺・白衣
4.曼荼羅

mandara-gosyuin03
専用の御朱印帳の選び方、購入方法については別記事に書きました。

あると便利・なるべく持ちたいもの

数珠


仏様を拝む際に使う。
数珠の形式に特に決まりはなく、自分の宗派のもので良い
西国三十三所の一部の札所、お寺の参道などでも販売されています。

西国三十三所巡礼のお参り方法

線香

anaoji-insta008
お参りの際に必要な「線香」
殆どの札所にも常備されてますが(10円~50円程度)、自分で用意すると節約できます。

補足
線香は「観音さまの徳・慈悲」を授かれるといわれています。
西国三十三所巡礼のお参り方法

ろうそく

anaoji-insta010
お参りの際に必要な「ろうそく」
殆どの札所にも常備されてますが(10円~50円程度)、自分で用意すると節約できます。

補足
ロウソクは「観音さまの知恵」を授かれるといわれています。
西国三十三所巡礼のお参り方法

ライター

殆どの札所にライターorマッチが常備されてますが、湿っていたりすると使えないケースも。

経本

saigoku-omairi003
お参りの際に必要な「西国三十三所勤行次第」

saigoku-omairi002
各札所のご詠歌やご本尊のご真言も掲載されています。

西国三十三所巡礼のお参り方法

納め札(おさめふだ)

saigoku-osamefuda002
納札(おさめふだ)とは、参拝の証明として奉納する紙のこと。名前・住所・願い事などを書いて、各札所に奉納します。

ハンカチ・手ぬぐい

手水舎で手を清めた後や、夏場の巡礼は汗もかくので一枚あると便利。

まとめ

できる範囲で巡礼グッズを揃えてみよう^^


巡子
巡礼の御朱印帳、できれば両面使いたい!けど、裏写りが気になるなぁ
下部バナー1
下部バナー2 下部バナー3
巡子
西国三十三所の満願目指してるけど、車の運転苦手な私には大変そう・・。電車やバスも本数少なかったり、駅から歩くお寺も多いし・・。
観音さま
運転が苦手なら、バスツアーという手もあるよ。団体なので行動は制限されるけど、会話や読書しながら目的地に着くので楽チン。巡礼仲間も増えるよ!今なら「全国旅行支援」で旅行代金の最大40%補助もあるしね~。
巡子
へぇ!しばらく自粛したし、感染対策を万全にして久々に巡礼したい!
観音さま
今なら御朱印に特別印が押される1300年記念事業も2023年3月末までに延長。まさに巡るなら今かも。
西国三十三所のバスツアー
御朱印は添乗員さんが代理で頂いてくれる
・西国三十三所早創1300年記念の御朱印帳付
番外札所も参拝
お参りの必需品がついてくる などなどのバスツアーだからこそのメリットも。

1.クラブツーリズムのサイト(下記参照)へ
2.歴史・文化「お参り・巡礼の旅(こころの旅)」をクリック
3.出発地から探す
≪バスツアー/テーマのある旅特集≫クラブツーリズムお勧めツアーこちら!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA