もくじ
あ行(あいうえお)
打つ
札所(ふだしょ)を参拝しながらめぐること。
1番から順番にめぐることを順打ち、逆にめぐることを逆打ちという。
笈摺(おいずる)
袖のない白衣のこと。
お前立ち(おまえだち)
ご本尊と同じ形の仏さまをまつった仮の本尊。西国三十三所では多くの仏さまが「秘仏(ひぶつ)」として、扉の中に安置されている。
納札(おさめふだ)
参拝の証明として奉納する紙のこと。名前・住所・願い事などを書いて、各札所に奉納する。
お礼参り
“神社仏閣で願いを祈願し、叶った際にお礼を伝える為に参拝する”こと。
西国三十三所でも無事に満願できたお礼として、お礼参りするのが習わしとされている。
か行(かきくけこ)
花山法皇(かざんほうおう)
西国三十三所を再興させた第65代天皇(在位984年~986年)。出家後は花山法皇。陰陽師として有名な安倍晴明も仕える。
観音菩薩(かんのんぼさつ)
正式には「観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)」または、「観自在菩薩(かんじざいぼさつ)」
相手の願いに合わせて33の姿に変身します。この「33」という数字に由来しているのが「三十三観音霊場」。
経本(きょうほん)
お参りの際に必要な「お経」が書かれた本。
「西国三十三所勤行次第」には、各札所のご詠歌やご本尊のご真言が掲載されている。
記念印(特別印とも)
西国三十三所のお寺では、草創1300年記念として各寺院オリジナルの「記念印(特別印)」が押される。 【期間】2016年~2020年12月18日コロナの影響で2022年3月31日(木)までに延長
外陣(げじん)
参拝するスペースのこと(がいじんとも言う)。
対して、仏様を安置する場所が内陣(ないじん)
結願(けちがん)
西国三十三所のお寺をすべて参拝すること。
「満願」ともいう。
御開帳(ごかいちょう)
厨子(仏像などを安置する仏具)の扉を開くこと。秘仏の仏様を拝ませること
御開扉(ごかいひ)
厨子(仏像などを安置する仏具)の扉を開くこと。秘仏の仏様を拝ませること
ご真言(ごしんごん)
仏ごとに定められている仏さまを称える言葉(サンスクリット語)。
同じ仏でもお寺・宗派によって微妙に異なります。西国三十三所の札所には「ご真言」が書かれた額が掲げてありますので、それに従って唱える。
ご詠歌(ごえいか)
お寺の歴史や由緒、仏さまの教えなどをわかりやすく伝えるために、「 五・七・五・七・七」の和歌にしたもの。
御詠歌符(詠歌護符)
先達として御朱印を頂くと、一緒に参拝した人にのみ「詠歌護符」を授与していただけます。
御本尊(ごほんぞん)
お寺で最も大切な仏像(掛け軸などもあり)
金剛杖(こんごうづえ)
巡礼の際に使う杖。お墓に立ててある細長い棒(卒塔婆)のようになっていて、昔は巡礼中に亡くなった際の墓標に使われていたもの。いかに昔の人の巡礼が決死の覚悟だったのがわかります。
さ行(さしすせそ)
西国観音曼荼羅
札所ごとに色分けされた八角形の台紙に頂ける御朱印。
専用の台紙に張って集めることで飾れる(専用の額は別売り)
山号
お寺の名前の前につく◯◯山という称号のこと。
三宝印(さんぽういん)
1.「仏」
2.仏の教えである 「法」
3.その教えを広める「僧」
4.上記3つを総称して「三宝」といいます。
この「仏」「法」「僧」「宝(寶)」の4文字を篆書(てんしょ)、隷書(れいしょ)といった漢字の書体で刻まれています。
形は「丸」や「四角」などがあります。
散華(さんげ)
「蓮華(ハスの花)の花びら」を模した紙のお守り。
※蓮の花は”泥の中でも(煩悩があっても)美しい花を咲かせる”ということで、仏教において重要な花。
数珠(じゅず)
仏様を拝む際に使う。西国三十三所めぐりでは、数珠の形式に特に決まりはなく、自分の宗派のもので良い
一部の札所や参道などでも販売されている。
巡礼
厨子(ずし)
仏像などを安置する仏具
菅笠(すげがさ)
日よけや雨除けになる帽子。同行二人という文字や、梵字(1文字で仏様を表す字)が書かれている。
頭陀袋(ずだぶくろ)
納経帳、経本、納札など参拝に必要な品を収納する小物入れ。
先達(せんだつ)
西国三十三所を満願後、西国三十三所の巡拝案内をする人のこと。西国三十三所の場合、満願後に申請料(1万円)を納めれば、「公認先達」という称号をもらえる。
た行(たちつてと)
大慈大悲(だいじだいひ)
“大いなる慈しみで苦しんでいる人を救う”という観音さまのキャッチフレーズ。
大悲殿(だいひでん)
「大慈大悲の観音さまを安置するお堂」という意味。
西国三十三所の大半の御朱印には「大悲殿(大悲閣)」と書かれる。
手水舎(ちょうずや)
手水舎(ちょうずや・ちょうずしゃ・てみずや・てみずしゃ)
身を清める場所。昔はお寺(神社)の近くにある川や海などで身を清めてから、神様・仏さまに会いに行く風習があり、それを簡略化したもの。
読経(どきょう/どっきょう)
声を出しながら(経本を見ながら)お経を読むこと。
徳道上人(とくどうしょうにん)
長谷寺の僧侶。閻魔大王から33の宝印を託され、西国三十三所を広める活動をした。
な行(なにぬねの)
内陣(ないじん)
仏様を安置する場所。
対して、参拝する場所が外陣(げじん)
納経所(のうきょうしょ)
納経(お経を納める)場所、御朱印を頂ける場所。
納経印(のうきょういん)
お寺で写経し、奉納した証明として頂ける印。
現代では納経印=御朱印のこと。
納経帳(のうきょうちょう)
現代では御朱印帳と同じ意味合い。
お寺で写経し、奉納した証明として納経印を押していたことから「納経帳」
は行(はひふへほ)
番外札所(ばんがいふだしょ)
1番~33番までの番号はついていないが、西国三十三所巡礼とゆかりの深いお寺。
般若心経(はんにゃしんぎょう)
多くの宗派で読まれるメジャーなお経。仏教の教えを262文字にまとめたもの
秘仏(ひぶつ)
信仰上の理由で、ご開帳されるときしか拝めない仏さまのこと。
白衣(びゃくえ)
白い上着。巡礼中に亡くなった時は、そのまま死装束に。
また普段の生活から離れた巡礼=「一度死んで新たに生まれ変わる」為に着るという意味合いもあったとか。
百観音(ひゃくかんのん)
日本百観音とは日本最古の霊場である「西国三十三所」と、西国の「写し霊場」とされる坂東三十三所と秩父三十四霊場をあわせた総称。
札所
巡礼に含まれているお寺のこと。
巡礼者が自分の名前・住所を書いた木札を寺院の柱に打ち付けたことが名前の由来。
「納め札を打ちつけるところ=札所」
札所本尊
お寺のご本尊とは別の「西国三十三所巡礼のご本尊」のこと(観音菩薩)
例)施福寺の本尊 弥勒菩薩、札所本尊が十一面観音。
発願(ほつがん)
最初の寺に参ること
梵字
神仏を1字で表す文字。昔のインドで使われていた
ま行(まみむめも)
満願
西国三十三か所をすべて参拝することを「満願」または「結願(けちがん)」といいます。
御影(みえい・おみえ)、お姿
紙でいただける各札所の御本尊の分身。
西国三十三所各札所の納経所で授与して頂ける(カラーで200円)
ら行(らりるれろ)
六観音
観音さまが変身する「33の姿」の中で、代表的なものが「六観音」。
仏教では人は「6つの世界」で生まれ変わりを繰り返す(六道輪廻)という考え方があり、「6つの世界」で迷っている人を救うのが六観音。
霊場
わ行
輪袈裟(わげさ)
僧侶が着る「袈裟」をシンプルにしたもの。
食事や手洗いの時は外し、参拝の際に首からかける。
鰐口(わにぐち)
お堂の正面に吊り下げられている道具。鳴らしてお参りをする。
まとめ
・西国三十三所早創1300年記念の御朱印帳付き
・番外札所も参拝
・お参りの必需品がついてくる などなどのバスツアーだからこそのメリットも。
1.クラブツーリズムのサイト(下記参照)へ
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